https://uradaybreak2.wixsite.com/akatsuki/複製-shadows
実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_P_LqURxB4NW3KzUS6Nm2bpuHO6t_3_p
レビュー感想
オズマ探偵事務所には、時折オカルト絡みの案件が持ち込まれることがある。
そんな怪事件に探偵事務所メンバーの3人が挑む。
映像から違和感を見付け出し、隠された謎を解き明かす、長編推理ホラー。
今回取り上げるのは、長編ミステリーでお馴染みの裏束制作のゲーム。
だけど今回は、そんな同作者の過去の長編ミステリーをも上回る、歴代最長のプレイ時間だ。
骨太の力作でありつつも、お手軽とは言いがたいかもしれない。
とはいえミステリーの質は折り紙付きで、プレイすれば間違いなく面白い。
本作も例に漏れず面白くて、映像を解析するアナライズのシステムも新鮮なゲーム性だった。
何よりお馴染みの探索要素と、新鮮なシステムが組み合わさってるのが良かった。
一方で正直マンネリ化してる感は否めないとは思いました。
もちろんミステリーの質が高いから面白くはあるけど、反面わくわくは少しずつ薄れてきてる。
そろそろ何か大きな変化があってほしいとは思う。
例えば今回の連載が完結したら、一旦ゲーム制作を休んでコミカライズに専念するとか。
……ゲームを扱ってる当サイトがそれを言うのもおかしな話だけど。
それと連載ものを別々のゲームとして公開してるのは、個人的には少しだけ残念だった。
例を挙げると、『死月妖花』は複数の物語を一つのゲーム内で全てプレイ体験できるところが良かった。
そしてあのプレイ体験を他のゲームでも味わいたい思いがあるだけに、尚更そう思った。
もちろんそういうゲームが他にないからこそ、あのゲームは評価されたんだろうけど。
評価B 75点
コラム
今回の記事では漫画についてふれたけど、漫画出身のゲーム作者は高確率で人気作を出してくる。
代表作としては『キミガシネ』が挙がるけど、他にも『人間裏街道』など意外と多い。
人気作が多い理由には技術的な面もあるし、漫画のファンがそのままゲームをプレイするのも大きいと思う。