https://www.freem.ne.jp/win/game/20474
実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_P_LqURxB4P8HeRgHCHs4av9NYntv-d7
レビュー感想

4人のゲーム実況者が何者かに拉致され、謎の閉鎖空間に幽閉される。
そこでプレイすることになったのは、フィクションではないリアルのデスゲームだった。
プレイヤーの選択によって結末が変わる、周回プレイ前提の短編デスゲーム。
ちなみに今回は旧作レビューです。
実を言うと本作を当時プレイした時は、小粒すぎてそこまで評価してなかった。
だけど不思議なことに、それからずっと記憶に残り続けてきて、遂にはこうして再評価するに至った。
あえてそうなった理由を挙げるなら、やはりシンプルだからだろう。
本作は技巧を凝らしたり奇をてらったりせず、デスゲームをまっすぐに、そして簡潔に作り上げてる。
例えば参加者の背景も必要以上に膨らませてないし、駆け引きや推理もない。
演出やグラフィックこそデスゲームのツボを押さえてるけど、それ以外は本当に素朴な作りだ。
ただ一つ特徴があるとすれば、作者がデスゲームが好きなことが、プレイを通じて凄く伝わってくる。
ある意味それが本作最大の売りと言ってもいい。
もちろん薄味であることに、一定の賛否はあるかもしれない。
だけど下手にテクニックを入れてたら、かえって記憶に残らないものになってたと個人的には思う。
もちろん上手い人ならテクニックを入れてもいいと思うし、あくまで身の丈に合ってるかが大切だ。
それでもあえて短所を挙げると、ラストのオチは今一だった。
犠牲者を選ぶパターンを全て見ると解禁されるトゥルーエンド……。
それがこれなのは残念な気持ちになったし、そもそも落ちてるとも言いがたいオチだ。
とはいえ今となっては、そこはそんなに重要じゃないとも思ってる。
総評するとデスゲームが好きな人にはもちろん、小粒の良作が好きな人にもおすすめ。
評価C 60点
コラム
PLiCyコンテストの結果が発表されたけど、率直に言って今回の結果はかなり良かった。
具体的にはフリーゲーム文化に配慮しつつも、同時に独自のカラーを出してるところが素晴らしい。
中でも『森のフェス屋さん』『IMERGE』『竜と白昼夢』は、どれも良作なのに完全に見逃してた。
こういう隠れた良作を取りこぼさず拾えてるところに、審査への本気の姿勢が感じられる。
