マギアエデンの原罪 レビュー感想

プレイ
https://ku9mamomo34.wixsite.com/magiaeden

実況
https://www.youtube.com/@haoxgame/search?query=マギアエデン

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レビュー感想



物語はマギアエデンという小さな島で、人間と魔族の対立を描いたダークファンタジー。
ゲームジャンルはイベント戦のみのRPG、または戦闘のあるADV。

一方で本作には王道RPGとは言いがたい癖の強さがある。






感想としては良い意味でキャラクターたちの口が悪い
それこそ口の悪さが本作最大の売りと言ってもいい。

何より良かったのは、口の悪さを売りにしつつも、プレイヤーを不快にさせてないところ。
ゲームによっては読むのが辛くなるものもある中で、本作は頭を空にして安心して読めるコメディだった。

更に台詞を抜きにしてもみんなキャラが立ってるし、グラフィックも癖の強さに拍車をかけてる。
毒とエンタメを両立させるのは簡単じゃないし、その意味でも特有のセンスを感じた。






ストーリーの感想も書くと、本作は冒頭で種明かしをするタイプの物語だ。
加えて話の合間合間にも、それを補完するような不穏さがにじみ出てる。

実はそれもあって、初めは本作のことをRPGの皮を被ったホラーと予想してた。
……だからこそ、まさかホラーの皮を被ったRPGだったとは、予想もしてなかった。

オチたと思ったら更に話が続いていった時は「まだ続くのか」と驚いたし、それこそ久々に気持ち良く騙された気分だった。

そこから先はそれまであった不穏さも消えて、王道RPGのような雰囲気にガラッと変わったのも、アツい展開だった。






ちなみにゲームとしては、どちらかといえば戦闘のあるADVに近いかもしれない。
戦闘は大味ではないものの複雑な戦略性はないし、そういうのに期待してる人には向かなそうだ。

戦闘のあるADVをプレイする人や、ストーリー重視のRPGが好きな人にはおすすめ。






評価C 60点

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コラム

今回はPLiCyコンテストのカルチャー&アカデミー部門の受賞予測。
『サンプルマップ「学校」』『Tilnize』。

今回は多様な受賞に期待して、あえてこれまで受賞したことのない傾向のゲームを選んでみました。

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