黄昏刻の記憶 レビュー感想

プレイ
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm17842

実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_P_LqURxB4OcqZ55NRtvsNz1VhNGsTrb

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レビュー感想

主人公の少女、夕映は探偵事務所で目を覚ます。

彼女は火事と軍服の青年の記憶以外覚えておらず、探偵を名乗る亜門と共に記憶を取り戻す旅に出る。

だが記憶と酷似する出来事があった村は、いわくつきの場所で……。






ゲームスタート地点が火災現場の真っ只中だったことには、少し驚いた。

オープニングの演出として火事が起こることはあっても、実際に脱出を迫られることは稀だ。

冒頭の引きとしても、この先どうなるんだろうと想像が膨らんだ。



火の海から脱出すると、視点が謎の軍人から記憶喪失の主人公、夕映に切り替わる。

そんな彼女には火にトラウマがあり、本作のテーマの一つがなことも徐々に分かってくる。

水とかはよくあるけど、炎がテーマの創作は割と珍しいかもしれない。






その後、流れで所長の亜門と共に記憶の手掛かりを探すため遠征することになるが、なぜか普通なら端折られるはずの道中の描写がある。

冒頭の火災といい、この手のジャンルではあまり見ない構成だが、それにもちゃんと意味があり、しっかりと伏線が張られてるのが良かった。



更に到着後の捜査パートを終えると、遂にホラー定番の館の探索へ……。

敵の猛攻を助っ人の登場や所長の覚醒によって突破するも、主人公は捉えられ、そこで一章終了。

一部の伏線も回収され、次章に期待が持てる良い幕引きだった。






あえて難点を挙げるとすれば冒頭の脱出で、何の説明もなくいきなり始まるので、万一そこで投げられたらとても勿体なく感じた。

私だったら冒頭の脱出だけは飛ばせるようにしたと思います。






B 70点

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追記

次章の公開予定日から1年以上経つが、今のところ音沙汰はない……。

とはいえまだ可能性はあると思うので、公開を心待ちにしてます。