ベルトワーズ探偵社 レビュー感想

プレイ

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レビュー感想

ここ最近旧作レビューが続いてる。
当サイトの方向性としては、良作の記録という側面もあるので、それらを取り上げてます。

その意味では、今回の『ベルトワーズ探偵社』の記事は、まさに良作の記録だ。

なぜなら本作は既に公開停止されてて、実況すら存在しないからだ。






本作のジャンルはタイトルからして推理ものに思われそうだけど、実際には推理要素はほぼない。

あくまでミステリー風のゲームで、推理に期待するとがっかりするかもしれない。


そんな本作には、当然ながら推理以外にレビューしたくなった理由が存在します。

それは登場人物や、その周囲で描かれる物語がとても優しいこと。
それも生半可な優しさではない、心が洗われるような人間の正の側面を感じられるのが、『ベルトワーズ探偵社』の最大の売りだ。

一方で優しい物語といっても小悪党は出てくるし、主人公たちもそんな悪に対して勇敢に立ち向かっていく。
といってもバトルや推理合戦がある訳じゃない。
あえていえば、良心に基づいて行動することで事件を解決していくような、そんな立ち向かい方だ。

だからこそ、彼らの優しさに偽善のような鼻につく印象は一切感じなかった


文体やグラフィックも、物語の持つ温かみをより引き立ててて、とてもマッチしてる。

派手な演出とかはないけど、そういったものは本作には不要だし、むしろなくて正解だ。






本作の短所は冒頭にも書いた通り、公開期間がとても短かったことが本当に残念でならない。
覚えてる限り公開期間は半年程度か、下手したらそれにも満たなかったと記憶してます。

恐らくプレイした人数も相当少ないかもしれません。

せめて無名でもいいから一つでも実況がアップされてれば……とも思います。






評価C 60点

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コラム

「最近旧作レビューが続いてる」と書いたけど……。

正直なところ最近レビューしたくなる新作が中々来ない状況が続いてます。

レビューした中で一番日付が新しいのは『魔法使いは2度死ぬ』の3月17日。
気付けばもう4ヶ月も新作がありません。


そんな中で、次回は少し変わったゲームをレビューするかもしれません。

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