ヒカリナキセカイ レビュー感想

プレイ
https://www.freem.ne.jp/win/game/25634

実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMkQo-m4xY8h_OzhZ_aKi_RL-0Ldkr5Tz

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レビュー感想



集められた9人の中に潜む殺人鬼を探し出す推理デスゲーム。

この度無事完結を迎えたが、リリース時期は予想よりも大分早かった。

何せ完成度の高い推理デスゲームは、傾向として長期制作になることが多い。
その意味では完結してるだけでもプレイする価値のあるジャンルだ。






本作もお約束通り閉鎖空間で殺人が起こり、犯人を指名していくことになる。
そこまではいつもの流れだが、一方でこの手のジャンルにはあまりない特徴もある。

それは犯人を一向に当てることができないままストーリーが進んでいくこと。

更に「間違えたら犯人以外全員死ぬ」といった制約もない。


正直「あの制約、ストーリーの幅狭めてない?」と思うこともよくあるので、これはこれでありだと感じた。

そもそもほとんどの参加者はごく普通の高校生なんだから、当てられなくて当たり前なんだよね。

実際に推理の間違え方も「犯人が階段に石を置いて被害者を転落させた」みたいな無理のあるものが多かった。



とはいえこの辺はもう少し惜しい間違え方にしてもよかったと思う。

これだと作者がトリックを考えるのが上手くないと思われてしまう。
というより、実際にそうなんだろうと感じました。

参加者の能力も個別にあるのに、推理にはほとんど絡んでこないのも、凄く勿体なく感じた。






完成度は背景を自作するなど、力を入れてる部分も多い。

一方でBGMが無音になったり、フラグ管理が雑で詰むことがあるなど欠点もあった。



登場人物では主人公のリリカや、最年少のレイが他ではいそうでいない感じのキャラで良かった。

主催のうさぎは何かのリスペクトとのことだが、『マーダグラム』だろうか。
(正直当たってる自信はあまりない……)






C 60点