孤独勇者の冒険譚 レビュー感想

プレイ
https://www.freem.ne.jp/win/game/11619

実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZLnbRw9kRQzlViNdtXra0psmgmob9zXW

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レビュー感想



今回取り上げるのは、『孤独勇者の冒険譚』改め『デバッガーのな・や・み♪』。
内容はRPGの世界に入り込んでデバッグ作業をしていく、お約束の一発ネタもの。

……かと思いきや、物語は予想外の方向へと二転三転していく。

ちなみに今回は旧作レビューです。






感想としては、小粒ながらバグを題材にした短編としては一目置く出来だった。
今や飽和してる題材だけど、それでも本作はおすすめの一つに挙げたくなるくらい、今でも記憶に残ってる。

このゲームの良さを端的に表すなら、後半からシリアスになるバカゲー
何より前半と後半のギャップというか……温度差が凄い
それこそ困惑するプレイヤーも一定数いそうだけど、個人的にはそここそ本作最大の魅力だと思った。

そして終盤には更なる急展開があり、まさに二転三転というに相応しいゲームだった。

一方でこの手のゲームでは雑になりがちな戦闘も、意外としっかり作り込まれてる。
というより、戦闘バランスは他のRPGと比べてもかなり良い部類だ。
収集要素としてバグ探しもあるし、物語ありきではなくゲームとしても面白いのが良かった。






一方で個人的に気になったのは、主人公たちが常に安全圏にいる設定。
RPGにせよそれ以外のジャンルにせよ、危険と隣り合わせの状況で生まれる緊迫感は、物語の醍醐味。
本作にはそれがなく、結果としてエンタメ的な面白さを弱めてしまってて、勿体なく感じた。

とはいえそこら辺は作者の意図したことらしいので、それなら仕方ないとは思います。






評価C 60点

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コラム

正直に書くと、旧作の中には今プレイしてたら記事にしてなさそうなゲームもいくつかある。
それこそ本作も、もしこれが新作として今出されてたら、記事にしてなかったかもしれない。
端的に言えば、思い出補正があることは否定できません。

一方で評価自体は今プレイしてもほとんど変わらないという自負はあります。

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