マジカルデスペア レビュー感想

プレイ
https://317.zashiki.com/deathpair/

実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLGU0OtE7mmqV3QyX2P3hK0XPmz87geCL6

レコメンド
https://web.archive.org/web/20240523162523/entame-awards.jp/originalgame_4_entry.html

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レビュー感想



本作はえんため大賞受賞作のデスゲームもの。
それだけに完成度は高く、中でもグラフィックは突出してる。

現在は2章までプレイ可能。
ちなみに有料版がSteamで販売されてるが、内容に違いはない。






参加者たちは魔法使いとなり、紛れ込むマモノを見付け出すのが目的。

一方で今回のデスゲームは犯人が誰かを推理する議論パートがない。

しかも参加者は誰も彼も癖が強い上に、倫理観も歪んでる奴ばかり。
何なら敵側じゃないのに普通に人を殺めるような奴もいる。

そのせいで他の類似作と比べても、本当にちょっとしたトリガーで悲惨な結末を迎えやすい。
それくらいデスゲームとしては最悪の面子揃いだ。


そんな絶望的な状況を打破するのが、ダブル主人公の一人、グラシカルの持つ未来視の能力。

物語の構成もそれに合わせて、前編は未来視パート、後編は予知を見た上での実践パートになってる。
特に1章の時は「今までのは全て予知だったのか」という驚きがあった。


一方で頭脳戦などのミステリー要素は少なめで、なくはないけど大体が流れで決まるというか、参加者の気まぐれで事が進んでいくような感じだった。
なのでその辺は人によって賛否あるかもしれない。






また本作はダブル主人公であり、男女のバディものでもある。
それも攻撃全振りのヴァスと、ミステリアスな雰囲気のグラシカルという対極の2人。

キャラの操作も2人が入れ替わりながら進んでいく。

その意味ではギャルゲーと乙女ゲーを同時にプレイできるといえるかもしれない。






評価B 70点

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追記

何やら創作活動中にトラブルがあったみたいで、作者のモチベーションが切れたとのこと。
なのでもしかしたら打ち切りかもしれません。

本作も連載デスゲームの打ち切りのジレンマに陥ってしまった……。