プレイ
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実況
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神無迷路

怪しい実験に参加した主人公一行は、そこで何度も死を繰り返すことになる。
そして引き継がれた記憶を頼りに、事件解決へと奔走していく。
ルートが複雑に分岐していく、並行世界もののミステリーノベル。
類似作を挙げると『極限脱出シリーズ』に近く、それを現代風に短く軽くしたようなゲームだ。
この物語の最大の売りは、やはり地下2000メートルの研究所で起こる怪事件というわくわく感。
クローズドサークル定番の「吊り橋が落とされる、土砂崩れや吹雪が発生する」などとは一線を画した異質さがあり、端的に言えば舞台設定が良かった。
更に周囲が水に囲まれていて、犯人の手により一部のエリアが水没させられる展開も、お約束ながら物語にスリルを与えてくれた。
並行世界ものとしては、一部のルートがギャグ調で、主人公がたびたび奇行に走るのが面白かった。
例えば突然他の参加者と殴り合いを始めたり、地上へ脱出しようと2000メートルもあるエレベーターの鉄骨をよじ登ったりする。
言うまでもなく、そういう場合は大体悲惨な結末を迎えて、特に降りてきたエレベーターに押し潰される結末には思わず苦笑いした。
ちなみに本作は中国産の『端木斐異聞録』の作者の新作なんだけど、今回の舞台は中国ではなく日本。
その上なんとボイスまで中国語ではなく日本語だ。
一方で舞台が日本である必然性はほぼ皆無で、正直これに関しては賛否あるかもしれない。
オリジナリティという意味でも、過去作のように舞台は中国の方が良かったんじゃないかと思う。
樹海迷路
VTuberの撮影で樹海を訪れた主人公一行は、そこで謎の組織に命を狙われる。
そんな絶体絶命の中、彼らは自分以外の誰かと記憶を共有してることに気付く。
ルートが複雑に分岐していく、並行世界もののサスペンスノベル。
前作との大きな違いとして、ジャンルがミステリーからサスペンスに変わった。
そのため今回は犯人を推理したり、犯人当てをすることはない。
その代わりあるのは、樹海や謎の施設で生き残るための選択の数々。
過酷すぎる命のやりとりの連続は、最早サスペンスを通り越してサバイバル。
もう一つ前作との大きな違いを挙げると、登場人物のグラフィックがシルエットから3Dになった。
結果として表情などが直感的に分かるようになって、より没入しやすくなった。
一方で前作から変わらず良かったところは、主人公の奇抜な言動。
むしろ前作よりも更にその方向性が強まった。
もっと言えば主人公や一部のルートに限らず、多くの登場人物や物語全体がギャグ調になった。
ギャグ自体は寒い訳ではなかったけど、正直なところ作者の悪ノリは感じたかもしれない。
評価B 70点
