The Murder Hotel レビュー感想

プレイ

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レコメンド
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レビュー感想



多くのデスゲームが世に放たれていく中で、同時に新たなルールも発明されていく。
そして今、これまでのデスゲームの歴史を汲んだ集大成が登場した。

基本に忠実ながらも、独自ルール盛り沢山の推理デスゲーム






本作はこれまでプレイしてきた良作ADVの長所を寄せ集めたようなデスゲームだった。

まず良かったのは、見下ろし探索やそれを生かしたゲーム性があること。
デスゲームの探索と言えばポイントクリックが主流だけど、やはりそれではこの没入感は味わえない。
他作ではおまけ程度の扱いの捜査パートにゲーム性があるのも、とても良かった。

そして何より、推理デスゲームとフリーホラーの融合には感極まるものがあった
具体的には本作には追い駆け要素があって、なんとタンスとかに隠れる動作まである。
このゲームで化け物に追い駆けられるなんて微塵も思ってなかっただけに、嬉しすぎる誤算だった。
とはいえ本命はミステリーなので、そういったアクション要素はあくまでおまけ程度。






そして肝心の推理要素は、なんと本作の推理パートは逆転裁判形式
もっといえばそれを更にアレンジしてて、5つの議題を好きな順番で進められる。
ただし5つの議題のどれかが罠の可能性もあって、推理だけでなく駆け引きも求められる。
このゲームシステムが新鮮で、とても面白かった。

他には犯人は処刑されず、被害者は事件解決後に復活するところも新鮮だった。
デスゲームである以上、この点には賛否あるかもしれないけど、個人的にはあり。

ちなみに厳密には被害者が生き返るのではなく、事件解決の度に事件直前まで時間が巻き戻る。
この事件直前までというのが独特で、よくある最初からやり直すループではない。
その意味では本作はループものとしても新機軸だ。

他にも魅力的な独自ルールが目白押しだけど、とても全部は書き切れない。






一方で惜しい点を挙げると、演出に波や溜めがないのが気になった。
例えばデスゲームでよくある「一旦無音を挟んだ後にアツい曲が流れ出す」などの演出が本作にはない。
同じようにシナリオやゲーム部分も、全体的に起伏がなくて終始平坦な印象だった。
この部分に隙がなければ評価はもっと高かったかもしれない。

ちなみに実を言うと、本作はまだトゥルールートが作られてない。
その意味では本作の評価が上がる可能性はまだ残されてるし、個人的にもそうなることに期待したい。






評価A 85点

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コラム

RPG Maker Awardの受賞予測は以下の4作。
『The Hidden Art of Innkeeping』『群島物語』『薛定諤迷宮』『ミミックロジック』。

正直今回は新コンテストの受賞予測なので、大ハズレの可能性もあります。

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