プレイ
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実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMkQo-m4xY8hGDzk6wwiRakgzgKbv2qDo
インビジブル
自分のドッペルゲンガーを殺すことで願い事が叶うという、奇妙な都市伝説。
だが実際に手に入ったのは願い事ではなく、インビジブルと呼ばれる異能だった。
異能バトルの長編ノベルがここに幕を開ける。
1年半前に体験版が公開された時から完成を心待ちにしてたけど、その期待を超えてきた。
まさかここまでの大作を出してくるとは、さすがに思ってなかった。
本作は少年漫画のようなアツい展開のある、ファンタジー色強めな物語。
タイトルでもあるインビジブルの設定には独自性があって魅力があったし、何よりその摂理が徐々に解明されていく過程には高揚感があった。
一方で物語の方向性としては、大冒険というよりは内面寄りの話が多め。
その意味では完全に少年漫画という訳でもない。
惜しい点としては話のテンポに難を感じました。
特に黒霧の異能との決着が遅すぎた。
なんとこれだけで6章中3章も割いてしまってる。
その影響か、逆に終盤は切迫気味に話が進んでいったし、全体的に構成に失敗してる感は否めなかった。
加えて本作は良作であると同時に他人には積極的にはおすすめしづらい作品でもありました。
何というか決して地味ではないんだけど、プレイヤーを引き込む要素は少なかったように感じた。
各キャラの問題解決も割となあなあで終わる場合が多くて、もやもやが残った。
あえて一言でいえば、設定の派手さと演出の派手さは別物という点が見落とされてたように感じた。
とはいえこういう物語の型を好む人が一定数いるのも確かなので、一部はあえてかもしれません。
ストレイ・メモリア
インビジブルのリメイク……ならぬリブートが出た。
なんと内容だけでなくタイトルまで刷新。
肝心の物語も大きく改稿された。
前作と比べても、完成度が一段と上がったのでおすすめです。
評価B 70点