https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm13356
実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_P_LqURxB4MOv1QiWQUT9hidk-hqcL3y
レビュー感想
アツマール終了で消える良作第三弾。(作者が生きてるので消えないかも)
ヤタガラスに憑りつかれた新人記者。
事の成り行きで、見習い忍者と共に怪事件を追うことになる。
だが調査は一筋縄ではいかず、陰謀に巻き込まれていく。
本作をプレイしてまず感じたのは、「キミガシネの影響を受けてる」だった。
特にグラフィックは元々画力のある人が影響を受けただけあって、相乗的な飛躍を遂げてる。
もしかしたらグラフィックの面では、キミガシネの恩恵を一番受けた作者かもしれない。
ゲーム的にも基本はノベルだけど、紹介文にもある通りポイントクリック的なADV要素が強い。
実際プレイしてて、ノベルばかり追ってる作り手のゲームにはないセンスを感じた。
紹介文には現代が舞台とあるけど、そこまで最近というより1990年代くらいのイメージでプレイしてた。
作風としてはレトロを売りにしつつもレトロすぎない雰囲気で、新旧のバランスが良い塩梅だった。
これはあくまで個人の意見だけど、レトロさを前面に押し出したゲームは、プレイするのが辛くなりがち。
その点本作は新しさに古さを加えた作風で、個人的な好みともマッチしてた。
ちなみに以前レビューした『アナナス探偵手帳』は古さに新しさを加えた作風で、意味が少し異なる。
そしてどちらが好みかは人によると思います。
ちなみにしいて難点を挙げると、まだ完結してません。
そして完結するかどうか、やや怪しいです。
いつになってもいいので完結に期待してます。
C 60点
コラム
見下ろしゲームが主力のアツマール。
終わってみれば数々の良作ノベルが輩出される結果となった。
一方でノベルをレビューする人の中に、アツマールのノベルを避けてる人が一定数いるように感じます。
プレイ時間やジャンルで選ぶのは仕方ないと思う一方で、この取捨選択は純粋に悲しい。
何より数多くの隠れた良作ノベルを見逃してることに気付いてほしいです。