ラビリンス・ノア レビュー感想

プレイ

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レビュー感想



今回取り上げるのは、ありそうでなかった『ノアの箱舟』が題材のゲーム

実際にこの題材のゲームがどのくらいあるか探してみたけど、本当に全くなかった。
怪異や童話などと比べたら圧倒的に少ないとは思ってたけど、まさかここまでないとは。

だからこそ気になってプレイしてみたら、これが予想以上の良作ホラーでした。
それも個人的に推し度の高いゲームです。






プレイ前から引き込まれた本作に、冒頭でまたも引き込まれた。

中でも演出が良くて、画面から美しさと怖さを同時に感じた。
透明感がありつつどこかに闇が潜んでるような、まさにそんな上質なホラーファンタジーを体験できる。

グラフィックも凝ってて、光やぼかしを惜しみなく使ったアンチドット感は個人的にも好みだ。

何よりトラベルの時計の演出は激アツすぎて鳥肌が立った。
これを見るためだけでもプレイする価値はあるのでは。






ストーリーは本来の『ノアの方舟』にはない悪霊が絡んでくる設定が、良い感じにそそられる。

構成としては前半は純粋なホラー的な恐怖、後半は誰を信じるかの疑心暗鬼がそれぞれメインな感じだ。

ちなみに後半は少しだけ推理要素もあります。
恐らく多くのプレイヤーが確信まではいかなくとも、そうじゃないかと勘付くのでは。
ラストで「やっぱりそうだったんだ」と思うこと間違いなし。

しいてストーリーで難点を挙げるなら、まだ完結してないのでそこだけは注意。






ゲーム的には暗号のような謎解きは少なく、代わりに各ボタンに割り振られた様々なアクションがある。
それを駆使して進めたり、ボス戦を攻略していくのが面白かった。

欲をいえばストーリーとは無関係なものに使っても、いくつか反応するものがあるとよかったと思う。


ちなみに本作には『妖怪変幻』のような、悪霊の図鑑を埋めていく収集要素もある。

ストーリーをクリアするだけならそこまで難しくない一方で、収集は難易度高め。
とはいえ個人的には丁度良いゲームバランスに感じました。






評価B 70点

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コラム

ちなみにこのゲーム、公開から数日が経っても実況が投稿されなかった。

それもあって今回はカンニング一切なしでプレイした。

とはいえ正直に言えば、できれば実況がある状態で安心してプレイしたいです。

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