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実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLGU0OtE7mmqWhvkqo1aJVPtNyLG0O_b-f
レビュー感想
当サイトとしては珍しく、今回取り上げるのは人気作。
とはいえその内容は毎度お馴染みのデスゲーム。
今回は囚われた魔法少女たちが、そこに紛れる魔女たちを炙り出す推理デスゲームだ。
……ちなみに現在はまだDemo版のみです。
感想としては、令和の時代に逆行したノスタルジーを、この魔法少女ノ魔女裁判から感じ取った。
例を挙げると、昨今のミステリーノベルは捜査するタイプのゲームシステムが主流。
ゲーム性の高いそれは、マンネリ化したノベルの突破口でもあるし、もちろんその時々の流行りでもある。
一方でまのさばのゲーム性はといえば、純然たるノベル。
物語を読み進めて、所々に出てくる選択肢を選ぶだけのミステリーノベルだ。
もちろん賛否はあるだろうけど、このゲームがそれをやることには意味があると思う。
もう一つ挙げると、ゲーム画面のどこを見てもドットが一切ないのが、私の懐古厨の心をくすぐってきた。
まさにこんな感じのキャラグラとアートワークをずっと待ってた。
そして同じように考えてるプレイヤーが大勢いたからこそ、本作は人気作になった。
惜しいと感じたところも書くと、全体的に地味というか……華やかさが足りないと思った。
特に本作には地の文があるんだけど、それが面白くなくて読むのが辛かった。
正直これなら台詞だけの方がまだよかった。
他にもBGMや背景もデスゲームとしては地味だし、台詞に効果音がないのも今一だった。
ただし本作にはノベルパートと推理パートがあるんだけど、演出がそれぞれ異なる。
推理パートでは地の文が取っ払われて台詞に効果音が付くので、そこは本当に良かった。
ネタバレ
第一の殺人が『ノアの審判』をリスペクトしてたのは、本当に激アツだったね。
まさか殺されるタイミングや死因まで、完璧にリスペクトしてくるとは。
そしてこれは予想だけど、本作はデスゲームのリスペクトを、今後も随所に仕込んでくるんじゃないか。
だとすれば、それを考察するのも本作の愉しみ方の一つになりそうだ。
まだDemo版なので評価はそこまで高くないけど、完結に期待。
評価B 70点
考察
ここからはおまけとして、このゲームの考察を少しだけ書いてみます。
個人的な予想としては、主人公の桜羽エマやその魔法にはLGBTが関わってくるんじゃないかと思ってます。
そう思った理由はあえて書きませんが、それを踏まえた上で見返してみれば、「確かにそうかも」となるんじゃないかと思います。