プレイ
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実況
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朝溶けの魔女
父親に反発して家を飛び出した家出少女のユイ。
その末、家族の所有する謎の別荘に辿り着く。
そこにいたのはユイに密かに想いを寄せる、シャルロットという人物だった。
序盤はそんな感じで2人の微妙な距離関係が描かれるんだけど、本作はあくまでホラーゲーム。
次第に霊が気配を現し始める。
しかも今回の霊はかなり力が強い。
あれだけ平和だった序盤が嘘のように、じわじわと死への包囲網が作られていくさまは、まさに絶望。
そんな絶体絶命のピンチに助っ人の乃木が駆けつける。
しかもこの乃木という人物、霊に対して常に無敵状態のチート持ちで非常に頼りになる。
一方で性格には難があり、そのせいでせっかくの2人の関係も微妙な雰囲気に……。
状況的に彼のことを無下にもできないのがまた歯痒い。
でも何だかんだで2人のことを助けてくれるし、悪い人ではないんだよね。
最終的には3人で協力して霊の親玉を撃破。
何だかんだで終始王道展開だったこともあり、安心してプレイできた。
本作は2016年に公開された旧作で、今プレイすると古さは感じる。
だけど当時の基準でこの出来は、間違いなく良作だっただろうね。
賽の河原と人魚巫女
前作の事件を機に、乃木がリーダーを務めるオカルトサークルに入ったユイ。
サークルメンバーのマット、ミズチ、ノーマ、ダンの4人とも交流を深めていく。
しかしサークル活動の最中、またしても事件に巻き込まれていくことに。
主要人物が一気に増えたことに加え、今作の主人公が乃木になったことはサプライズだった。
癖のある性格は健在で、霊相手に全力で煽りに行くという他では見ないネタもあって面白い。
だけどそんな曲がった性格にはやはり事情があったね……。
前作からの伏線回収なだけあってこれは熱い展開だ。
今作は露骨に感動系に振ってきてて、乃木の過去との決着やサークルの絆など、要所要所で泣かせにくる。
終盤の盛り上げ方も波があって上手いし、読後感も良かった。
一つ難点を挙げると、タイトルに朝溶けの魔女2とあるけど、実際には朝溶けの魔女の要素は全くなかった。
ナンバリングでタイトルを付けるなら、オカルトサークル名とかにした方がよかったのでは。
評価B 75点