囚われの街 レビュー感想

プレイ

https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm12192

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レビュー感想

気付けばアツマール終了の告知からもう1ヶ月。

あと数ヶ月で跡形もなく消えるそうなので、しばらくは消えゆく良作達の記事を連載します。



第一弾はこの囚われの街。

内容はアツマールを代表するジャンルでもあるデスゲームもの。
それも皆大好きな人狼ゲームだ。

参加者は総勢13人。

その中に潜む3人の人狼を処刑しなければ、待つのは本当の死。






率直に言って人狼の中ではストーリーが一二を争うくらい面白かった。

そう書くと誤解されそうだが、駆け引きや設定が練られてるのではなく、純粋に恐さに没入できた

その意味ではホラーノベルとしてもおすすめできる

それと話に安定感があって、プレイしてて「漫画を描いてる人かな?」と思った。
グラフィックの雰囲気にも、どことなくそういった片鱗を感じられる。


人狼の部分でいえば駆け引きはあまりなくて、創作人狼によくある本当に殺されるルールで面白さを引き立ててる感じだ。

村人側は自分が殺されないように必死になって調和がとりづらい一方で、人狼側は勝つためなら殺されていいスタンスなのが絶望的だった。

ちなみに主人公としては珍しく、ある役職を持つんだけど、そこにも意味があったのが良かった。






本楽はストーリーだけでなくグラフィックも良いし、更にはボイスまである。
完成度はかなり高い部類だ。

加えて内容も人狼ゲームなので、人気が出て当然……かと思いきや、このゲームのプレイ数はかなり少ない。


実はその理由には、目星がついてます。

それは導入の日常パートが長くて、人狼が始まる前に投げる人が恐らく一定数いるから。

私だったらそれを防ぐために、人狼開始までスキップできる機能を入れると思います。


とはいえ前述の通りストーリーも良いので、よほど人狼だけやりたい人でもなければ十分おすすめです。






C 60点

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コラム

人狼は最近だと『カテゴリーI ~死線上のサバイバー~』をプレイ。

他のレビューにもある通り、人狼初心者向け。

気になった人はプレイして損はないと思います。