Twelve Minutes レビュー感想

プレイ
https://twelveminutesgame.com/
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.netflix.NGP.TwelveMinutesMobile
https://apps.apple.com/us/app/id1608097361

実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLwxxefZ1tbyWfdO-1YrRPJKBh-PqX6sVq

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レビュー感想



舞台はとあるマンションの一室。
そこへ1人の強盗が押し入り、容赦なく主人公たちの命を奪ってくる。
だが気付けば主人公は生き返り、時間が巻き戻っていた。

12分間のループに閉じ込められた主人公。
抜け出すために試行錯誤せよ。






本作を始めた多くのプレイヤーは、「このゲームのミッションは生き残ること」だと思うだろう。

だからこそ主人公が生き残ってもループが終わらないと知った時は衝撃だった。

そうして幾度ものループを重ねていく内に、ある真実が明かされていくさまは、まさにホラー。
下手な脅かしよりも記憶に残る、ぞくっとする恐怖が味わえた。

一方で結末はホラーとはまた異なる、何ともいえない読後感。
ここら辺は海外製ならではのノリを感じた。

ちなみに類似作を挙げると『レイジングループ』に近い設定だった。






本作の売りは話の内容を極力コンパクトにしてること。
有料ゲームにありがちな無駄な引き延ばしが少なく、それこそフリーゲームをプレイしてる感覚だった。

もう一つの売りは3DにありがちなFPSやTPSではなく、3Dの見下ろし視点だったところ。
意外と未開拓の分野だけど、こうして需要が証明されたことは見下ろし視点好きには嬉しい悲鳴だ。


一方で惜しい部分もあって、セーブやフローチャートなどの途中から始める機能がないので、繰り返しの作業をするには面倒な仕様だった。

それでも良作には違いなく、「レイジングループを越えた!」といえる出来でした。






評価B 70点

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コラム

このゲーム、3Dなことを除けば、それこそ個人製作やフリーゲームでも作れるようなシンプルな内容だ。

にもかかわらずコンパクトにループする類似作は、有名どころの『公衆電話』や『無人島』などがあるものの、数としては全然少ない。
そこに見下ろし視点の条件を加えると更に希少になる。

そんな訳で、このブルーオーシャンを狙いにくる作者に期待してます。

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