https://www.freem.ne.jp/win/game/17703
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mtsaji.youkai
https://apps.apple.com/us/app/id1581875664
実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMkQo-m4xY8jsTPkr6vx071lofaKiFNSz
レビュー感想
街中にあふれた妖怪たちを捕食していくアクションADV。
そしてスローライフ系フリーゲームの金字塔。
この作者さんのゲームといえば、『きのこぬん』や『Mushtopia』の方が知名度が高い。
だけど個人的には本作こそ最もおすすめしたいゲームだ。
ちなみに今回は旧作レビューです。
このゲームの最も評価するところは、やはりフリーホラーでありながらゲーム性が高いこと。
具体的には大きく2つあり、スローライフと収集。
プレイヤーのやることは、夏休みが終わるまでに街中に潜む妖怪たちを収集すること。
そしてよくあるフリーホラーとは異なり、一本道ではなく街中を自由に行動できる。
だけど時間がリアルタイムで経過していくので、のんびりしてるとトゥルーへの道を逃してしまう。
これが意外と奥深くて、トライアンドエラーで最適解を考えるのに没入した。
妖怪は見付けるのが難しいやつもいれば、見付けても一筋縄では捕まえられないやつもいる。
そういった曲者が多いため、1週目でトゥルーまで行くのはかなり難しい。
だけどプレイを繰り返していく内に、徐々に攻略の最短ルートが出来上がっていく。
そうしてトゥルーに到達できた時の達成感はひとしおだった。
とはいえそこまで難易度が高い訳でもないので、苦手な人も安心してプレイしてほしい。
スローライフとしては、フリーホラー版ぼくなつといえるくらい完成度が高い。
ストーリーはベタながら演出も相まって感動したし、キャラクターは主要人物も妖怪も皆個性的。
そして要所要所で出てくるボス戦には手に汗握った。
総じて他の単純な収集系のゲームでは味わえないプレイ体験ができた。
少しだけネタバレすると、ホラー要素までリスペクトされてるのが良かった。
日付が8月32日になる演出はまさに本家のバグだし、同時にネット文化らしさも感じられた。
そしてそれによってストーリーやゲーム性も、「妖怪の収集」という単純なものではなくなる。
その二段構えも、本作のゲーム性をより面白いものにしてた。
どういった結末を迎えるかは、是非自身でプレイして確かめてほしい。
B 75点
コラム
ニコニコが数ヶ月前にサービス停止して、最近になって復旧したらしい。
ちなみにこのサイトへの影響はというと……ほぼ皆無です。
しいていえば「ニコニコがサービス停止したことを知った」という影響はあったかもしれません。