プレイ
https://maduzu.itch.io/zeno
実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PL2L0AOFky-04JRTPOOz8_I-FndRsQmeIO
レビュー感想
互いの手を錠で繋がれ、謎の施設に閉じ込められた2人の記憶喪失者。
彼らは初め自身の名前すら忘れていたが、探索を進める中で徐々に記憶を取り戻していく。
だがその先にあった真実は……。
2016年に公開されたホラーゲームが5年の歳月を得てリメイク。
以前は広すぎて移動が大変だったマップはコンパクトになり、快適にプレイできるようになった。
追い駆けもイージーモードが導入されて、それを選べばストレスフリー。
何よりも大きな変化はグラフィック。
驚くことにグラフィックはほぼ全て自作のドット絵に一新された。
特にマップの完成度は高く、リメイク前はほぼデフォルト素材だっただけに凄い進化を感じた。
それこそマップを見るためだけにプレイする価値もあるかもしれない。
ただ色使いに関しては全体的に暗くて、道が分かり辛いところもあったので、もう少し明るくてもよかったとは思いました。
とはいえそこら辺の調整は難しいですし、あくまでもし改善できれば程度の高望みです。
そしてもう一つの追加要素として、詰みと罪をかけたつみルートというのが新たにできた。
そのルートのエンドは4つあるが、どれも印象深い結末だった。
とはいえ「エンド数増えすぎでは」とも思いました。
分岐が増えるとそれだけストーリー性が薄まったり煩雑になるので、ストーリーを見せたい場合はエンド数を絞るのも一つの手だと思います。
ただここら辺は難しい問題かもしれない。
なぜなら作者によっては作りたくて作ってるから。
逆に「その方が面白くなる」と考えてそうしたり手癖でそうなる場合は、冷静に一歩引いて「他に手段や方法はないか」を考えてみるのもありだと思います。
C 65点