就寝戦隊スヤレンジャー レビュー感想

プレイ
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レビュー感想



正直このゲーム、名前で損してる
……そう思うくらい、序盤とクリア後で本作に対する印象は全く変わった。

まずはっきりさせておくと、このタイトルを見た多くの人は「どうせバカゲーなんでしょ」と思いそうだけど、実際にはこのゲームはバカゲーではなかった


一方で私は本作がバカゲーではないかもしれないことを、実はプレイ前から予想していた。

その時よぎったのは『厨二のセカイ』。
本作からはあのゲームのような、後々種明かしのされる物語のにおいがした。

そしてその予想は的中しました。






前半はタイトル通り、オマージュが展開される。
それも「あるあるネタ」や「好きすぎる感」に走ったりせず、ひたすら王道。

彼らはそれぞれ欠点を抱えてるが、5人の友情で一人一人それを克服していく。
対する敵の幹部達も曲者揃いで、そこも王道だった。


……正直なところ、個人的には序盤はそこまで面白いとは思えなかった。
毛色は強くないといってもオマージュのノリは人を選ぶし、何より戦闘が辛かった。

実はこのゲーム、戦闘がSRPG
そのため戦闘時間は一戦一戦がかなり長く、個人的には苦行だった。







後半に入ると、物語の真相が一気に明かされていったね。

そこで今まで彼らのやってきたヒーロー活動は、実は犯罪に加担する行為だったことも判明する。
しかも彼らは権力者の使い捨てで、いずれ消される運命。

何かあるんだろうなとは思ってたけど、予想以上に壮大な話になってきて、そこは少し意外だった。
てっきり「世界がディストピアだから、せめて夢の中でヒーローをやってる」みたいな、もっと小さな話かと思ってました。


そうして物語はひとまずの終わりを迎える。
ラストで前半の敵の幹部達が仲間になる展開は本当にアツかった。

それだけに、今作だけでは完結してないのはかなり心残りでした。
いつになってもいいので、続きに期待してます。






評価C 65点

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コラム

実を言うと、フリーゲームでSRPGをプレイしたのは今回が初めてでした。
理由は上記にも書いたけど、戦闘が長いから。

とはいえ本作はまだ戦闘時間は短い方なので、初めてやるSRPGとしてはおすすめかもしれない。

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