https://www.freem.ne.jp/brand/5465
実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_P_LqURxB4OHfHStwizpJlopfYK55tfP
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_P_LqURxB4OI0fmx5VCuoxvgvbl3HW5s
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_P_LqURxB4MW5-mTLC9WOjOH6W8i9jFU
https://www.youtube.com/playlist?list=PLnjiFOH3nMRqKd0BQZK5QRVe9dnx4NNSD
レビュー感想
今回は旧作レビューだけど、同時に重要な意味を持つゲームでもある。
具体的にはフリーホラーとミステリーを融合させたゲームの元祖。
厳密にはそれ以前にもあっただろうけど、今でも記録と記憶に残り続けてる意味でも、やはり元祖だ。
ちなみに今回はコラム寄りの記事です。
このゲームの良さは、今でこそフリーゲームで当たり前になった様々な表現の先駆けが詰まってるところ。
タイトル画面の派手さは当時としては衝撃的で、投稿サイトを通して多くのプレイヤーの目を引いた。
主人公が探偵と助手のバディなのも、やはり当時のフリーホラーの中では新鮮味があった。
もちろんミステリーなので、主人公たち以外にも容疑者がいて犯人当てもある。
少女が一人で暗い館を探索し、時には化け物に追い駆けられながら脱出を図る……。
そんなフリーホラーの定石からかけ離れ、異彩を放ってたのが、この稲葉探偵事件ファイルだった。
ちなみに本作は3部作で、1と3がホラー寄りで、2がミステリー寄り。
個人的には2が面白かったけど、ホラーが好きな人なら1や3がおすすめ。
今回は取り上げるゲームの性質上、「当時としては」の物差しでの評価が多くなってしまった。
じゃあ結局、今プレイしたらそんなに面白くないのか。
結論としては今プレイしても十分面白いし、実況にもおすすめできる良作。
ただしホラー要素は、マイルドに慣れた今のプレイヤーからしたら、かなり怖いです。
冒頭では「今でも記録や記憶に残り続けてる」と書いたけど、実際には今では本作の存在自体を知らない人の方が多いかもしれない。
そんな人にこそ、この機会に是非本作をプレイしてみてほしい。
C 65点
コラム
本作が完結したのは2017年だけど、実は1作目が公開されたのは2015年。
この年は今考えると、その数年後に訪れるフリーゲーム黄金期の芽が出てきた年だったように思う。
本作以外にも、SEECの初作品である『アリスの精神裁判』がリリースされたのが、まさに2015年だ。