罪人の即興劇 レビュー感想

プレイ
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レビュー感想



天才と称される主人公リヴァルに、兄のバイスは嫉妬していた。
そんな兄弟の前に人間と契約を結ぶドールが現れ、歪は遂に狂気と化す。

罪と赦しの答えを見つけるフリーホラーゲームが幕を開ける。






久々にこれぞという感じの小粒の良作がきた
決して完成度が高かったり内容が尖ってたりはしないけど、漠然とした期待にピンポイントで応えてくれる、そんなゲームに出会えた気分だ。

まず良かったのは本作はフリーホラーゲームではあるけど、どこかに監禁される展開じゃないこと。
冒頭はドールと契約した兄が弟を罠にはめるところから始まるんだけど、予想としては「どこかに監禁されてそこを探索するんだろうな」と思ってた。
だからこそいきなり容赦なく主人公を殺しにきたのが、まるで最初の村に魔王が攻めてくるくらい予想外で衝撃だった。

その後弟も別のドールと契約して復讐の旅が始まるのも、完全に予想外。
兄弟以外にも契約を交わした人間とドールが出てきて、交流を通して互いに成長していく展開も魅力的だ。
終わってみれば人間と人外によるバディものという印象が色濃く残った。






物語の運びも去ることながら、キャラの造形にも魅力があった。

主人公のリヴァルは素直な性格だけど人としてどこか未熟で、今時では逆に珍しい感じのキャラだ。
他の登場人物もいかにもな有能キャラは出てこなくて、彼らが要領良く問題解決する姿は想像できない。

だけどその一方で、そんな彼らの泥臭い成長物語が見れることに期待を抱いた

確かに未熟なキャラが足を引っ張るような物語は、昨今の主流じゃないし人気もあまりない。
何なら個人的にもそういう物語はあまり好みではない。

だけど本作は決して昔の作風に戻ってもなくて、ちゃんと今風にアップデートされてる。
だからこそこれなら見たいと思えたし、実際に今後そんな成長物語が見れる予感がする。






一方で短所も書くと、サムネイルやゲーム紹介文から魅力が伝わってこないのが勿体ないと思った。
正直完全にノーマークで、実際にプレイするまで本作が当たりとは思ってなかった。

ちなみに本作は連載もので、まだ完結してません。
そんな訳で続きに期待したい。






評価C 60点

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コラム

人間と人外のバディものは、他にも『LUCK SEVEN』『リバースルーザー』なんかがある。

どちらも当サイトで記事にはしてないけど、良作なので興味があったらプレイしてほしい。

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