プレイ
https://www.freem.ne.jp/brand/1272
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an049235.html
レビュー感想
本作は全5作のオムニバスシリーズものなんだけど、他のゲームにはない特徴がある。
それは「STANG&BORNET」という2人のキャラクターが毎回役を変えて登場することだ。
そのため雰囲気もシリーズごとにガラッと一変する。
それこそ、バカゲーの皮を被った本格ミステリーから、ただのバカゲーまで、本当に様々だ。
ただしバカゲーであることだけは一貫してる。
本作をジャンル付けするなら、迷わずバカゲーだ。
ちなみに今回は久々の化石ゲームのレビューです。
ミステリー寄りの『One Night Panic』『保安官ラプソディ』『保安官ラプソディ2』。
バカゲー寄りの『魔王でGo』『You are HERO』。
大別するとこの2方面に分かれるけど、おすすめはやはりミステリー系。
中でも面白かったのはOne Night Panic。
シリーズの中で殺人事件が起こるのは本作だけだし、なんと化け物に追われるホラー要素まである。
当時プレイして相当怖かったことは、今でもうっすらと覚えてる。
……書いてて思ったけど、私が初めてプレイしたフリーホラーは本作かもしれない。
意外な評価ポイントとしては、本作はゲーム性が良かった。
あくまで「バカゲーにしては良い」程度ではあるけど、ギャグを見るだけのバカゲーにはない面白さがあった。
逆に賛否がありそうな部分も挙げると、ギャグはやや人を選ぶかもしれない。
包み隠さずいうと、リアルなら炎上しそうなノリも結構あります。
逆にそこさえ気にならなければ多くの人におすすめ。
特にOne Night Panicは、フリーホラーが好きな人にもプレイしてほしい。
B 70点
コラム
とあるバカゲーがクラファンで大人気らしい。
良いことではある一方で、正直「使い道あるの……?」とも思ってしまう。
しかしあえて一つ使い道を挙げるなら、各国への翻訳はやる価値が大いにあると思います。
といっても、これはあくまで個人的な意見なので、やるかどうかは本人次第です。