プレイ
https://www.freem.ne.jp/win/game/29226
実況
https://www.youtube.com/playlist?list=PLyAdDlSpELaLkS3UJK-PxtlcseLLGJSMh
レビュー感想
正直に書くと今回のカソウシンイキ、途中でギブアップして実況で視聴しました。
じゃあ面白くなかったのかといえば、全くそんなことはありません。
いわゆる高難易度ホラーで、昔は当たり前だった鬼畜ゲーのように熱中できた。
近年主流のストーリー重視のホラーにはない面白さだ。
万人向けのゲームでは決してないが、腕に自信のあるプレイヤーは是非とも挑戦してほしい。
本作のジャンルは見下ろしアクションの死にゲー。
公式のジャンルはなぜかアドベンチャーになってるが、明確にアクションだろう。
序盤はそれほどでもないが、中盤以降は徐々に高度な操作が要求され、更には鬼畜なボス戦まである。
初見どころか数回でクリアすることすら難しい、まさに死にゲー、鬼畜ゲーだ。
そんな人を選ぶ本作だが、高難易度ホラーとしては近年稀に見る良作だった。
そもそも廃れつつあるジャンルなので数自体希少だ。
それでも他に全くない訳でもない。
だけどプレイヤーを殺しにきつつも、攻略しがいのあるギミックとその作り込みが、近年では断トツだった。
ここまで作り込まれた良作の高難易度ホラーは、それこそ『クチダケ』以来では。
ストーリーも割とクチダケと似てて、見ず知らずの人達が協力して閉鎖空間から脱出する話だ。
といっても登場人物は主人公を含め小学生が多くて、敵以外は基本みんな良い人。
疑心暗鬼や裏切りも一応あるけど、あくまで申し訳程度。
欲をいえばもう一山あるとよかったけど、本作の売りはあくまでゲーム性なんだろうね。
舞台が仮想現実のホラーアトラクション施設なのも新鮮で良かった。
仮想現実に霊や怪異が現れる設定は、ありそうでなかっただけに、目の付けどころの良さを感じた。
主人公が小学生なのも相まって、他にない空気感のゲームでした。
C 65点
コラム
記事でも書いた通り、高難易度ホラーは廃れつつある。
そうなった理由の一つを挙げると、作者が3Dホラーに流れたのではと個人的に考えてます。
実際P.M.の記事にも書いた通り、3Dホラーには2Dホラーでいう10年前の時代感がある。
もっといえば、3Dホラーも徐々にストーリー重視の波に飲まれて、高難易度は廃れていくと予想してます。